http://mental-health.sjf.jp/j56h
オーナー社長の決断
まだまだオーナー個人企業の体が抜け切れているとは言えない、
と感じている。
このままでは2022年380名体制は
成り立たないのではないか
と、漫然と不安を抱えている。
社長が安心して管理職に仕事を任せ
成長軌道に乗せなければならない
管理職への権限委譲を進め、
バラバラな現場マネジメント・価値観を
統一しなければならない
更なる業績向上のために
管理職の底上げと
マネジメント上の「軸」が必要だ
管理職も社員も辞めずに生産性を上げる取り組みを
しなければならない
そして、オーナー個人企業から
名実ともに大企業として成長しなければならない
そんな中、
管理職自身、そして社員を守り
生産性を高めるための取組として
メンタルヘルスマネジメント® を知った。
生産性を高めると同時に、
損失を回避する取組として
まずは管理職から導入することにした。
社長が得たもの
社長コメント
ようやく
オーナー個人企業から大企業への
脱皮のスタートが切れた
また社長の心の中に
なによりも社長自身の心の安心を得られた
とのこと。
目に見えた効果として
2017年4月~2018年3月まで
休職者:前年度4人 → 当年度2名
離職者: 同 3人 → 同 1名
(メンタル不調要因)
などがあります。
社員が安心して働ける環境作りは
社長・管理職のプレゼントでしょう
社長の号令の下、全管理職32名対象
メンタルヘルスマネジメント検定® Ⅱ種 (ラインケア)
https://www.mental-health.ne.jp/about/
社長のトップダウン、半ば強制
受検&全員合格を義務付けた
人事部門担当主導ではスタート出来ないと判断した。
セルフスタディ(公式テキスト)では効果なし、
と判断し
10名ずつ2か月ごとの計4回コースの
集合研修方式で
全員受講・全員受検・全員合格を目指した。
費用面
集合研修費用 210,000 x 12回 2,520,000
受検料 6,480 x 32名 207,360
奨励金 20,000 x 32名 640,000
——————————
計 3,367,360 (税込)
損失回避の例
出て行くお金が、たった 336万円で
ほんの休職者1名:1,490万円/年を防いだとしても
1,490 – 336 = 1,154 万円
の損失を回避したことになります。
Ⅱ種 ラインケアは
部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに
部下に不調が見受け垂れた場合には
安全配慮義務に則った対応を行うことが出来る
ための知識を習得するものです。
出題項目
第一部 メンタルヘルス対策の意義と管理監督者の役割
第二部 ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
第三部 職場環境などの評価および改善の方法
第四部 個々の従業員への配慮
第五部 従業員からの相談の方法
第六部 社内外リソースとの連携
第七部 心の健康問題を持つ復職者への支援方法
A,B,C組それぞれ10,11名ずつ分け、
上記出題項目に添って、
講習・質疑・練習問題を各組計3回、
職場での実践のためにあえて2か月毎、
補習・模擬試験を各組1回
それぞれ4~5時間を想定
いよいよスタート
正直、スタート時の社長は
ホントに全管理職が真剣に取り組んでくれるのだろうか
との一抹の不安があったそうです。
案の定、第一回目のコースでは、
A組:10名中3名欠席、
B組;11名中2名欠席、
C組:11名中4名欠席
が出ました。
家庭の事情が理由だったが、
一部の管理職には本取組に対する
納得感がなかったのだろう
と社長は感じたそうです。
また参加管理職にもそれぞれ、
今までの自分のやり方や
価値観、思い込みがあり、
凝り固まっていると感じるので、
キチンと受け入れられるかどうか、
社長には言葉には出せない不安がありました。
一回目
第一部 メンタルヘルス対策の意義と管理監督者の役割
第二部 ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
主な内容:
世の中のストレスの現状、
労働安全衛生法、安全配慮義務について
過重労働防止
管理職の役割
ストレスのメカニズム
ストレスと身体の健康
メンタル不調について
練習問題
終了後はアンケートをあえて行わず
生の声を収集
その一部
ストレス要因のトップが職場の人間関係であるとは
知らなかった、驚いた
自分自身もそうかもしれない
4社に1社に休職者がいる、とは知らなかった
ウチにもいる
社長が推進してくれなかったらやれないですね
職場環境改善は管理職がやらなければ何も良くならない
多田君(仮名)の生産性が落ちていたのはメンタル不調かもしれない
傾聴のスキルを身に付けたいです
長時間労働・過重勤務はやっぱりやらせたくないですね
うつ病が2~5%の人にみられるなんて驚きです
ウチにもいると想定して対応しないとダメですね
齋藤君(仮名)はいつも眠そうだ、気合足りないのではなく
もしかしたら不眠症なのかもしれない
等の生の声が寄せられ、
二回目の2か月後には
各自職場での実施状況とBefore→Afterを
発表することにした。
練習問題は64~92点、まずます(合格ラインは70点)
社長に報告
人事部主導ではスタート出来なかった
社長命令で半ば強制的に進めたので
まったく知識がない管理職に通じるのかどうか
不安だった。
が、生の声を聴くと
受け入れている管理職が多いようなので
このまま進めましょう、
とのことでした。
計9名の不参加者のなかで、4名は補習を行い
概ね同様の生の声が寄せられた。
それでも不参加の5名は自習とし、
社長より参加の指導を行うこととした。
二回目
参加者数
A組:10名中2名欠席、
B組;11名中1名欠席、
C組:11名中1名欠席
自習した5名中1名は参加、
残り4名は、二回目も欠席。
一回目の実施状況とBefore→Afterの発表
部下への対応もそうだが、
自分自身が疲弊していることに気づいた
管理職は誰も守ってくれない
しかし今回の取組は社長が守ってくれる、と感じた
ありがたく感じた
部下を守るのは俺なんだ、と思った
業務の割り振りと優先順位を見直して
業務を平準化し始めている
少なくてもここ2か月、22時以降までの
残業はなくなった
多田君(仮名)は親の介護で悩んでいたことがわかった
周囲と相談して、勤務時間を融通するようにした
不調に見えていた部下に声を掛けて話ししてみたら
パワハラを受けていると感じていたそうだ
以降、指導・態度を変え、不調を脱しつつある
など、一回目直後は半信半疑であったようだが、
変化・効果を実感し始めていることが感じられた。
社長に報告
たった1回、それもまだ4分の1にも関わらず
期待以上のBefore→Afterだったようで、
以降に更に希望を抱いて頂いた様です。
二回目の内容
第三部 職場環境などの評価および改善の方法
第四部 個々の従業員への配慮
ストレスの要因となる職場環境の内容
勤務時間と作業編成の重要性
職場環境の評価方法
部下の日常の「変化」に気付くことの重要性
職場環境改善の具体例
予防の基本
過重労働による生活習慣の悪化を知る
職場によるサポート方法を知る
プライバシーへの配慮
管理職自身のストレスへの対処
練習問題
練習問題は61~89点、まずまず(合格ラインは70点)
終了後はアンケートをあえて行わず
生の声を収集
その一部
一番辛いのは我々管理職ですよ~
(半ば笑いながら真剣に)
自分でセルフケアしないとダメですね
他社は知らないが、自分の部署の職場環境の
改善点なんて考えたことなかった
キッカケを頂けました
どうしても優秀な部下に仕事を集中させて
しまっている自分に気づきました
ストレスチェックやったけど、
集団分析もなかったし、フィードバックもなかった
どう改善していくか、ポイントを与えられなかった
自分の価値観に照らして
部下を裁いていたな・・・・
安西君(仮名)に過重労働させてしまっている
彼の飲酒が増えた、と同僚から教えられた
早く手を打たねば・・・
公私混同しがちだが一線を引くことを意識します
など、二回目を終えると、
自分事として捉え、
自分自身&部下&職場を守るには
自分しかいない、との自覚を持った管理職が増えた
と感じられた。
社長に報告
社長が狙っていた効果のひとつ、
管理職の自覚・自立でした。
その芽が育まれたことに
ご満足だった様です。
ひとり、またひとりと
仕事も、自分自身も楽になった
部下の様子が変わって来た
業籍が上向いてきた
などの効果を実感する管理職が現れ
彼らに引っ張られるかのように
他の管理職も行動を開始している様子が
社内で散見されました。
三回目以降は別記事で。
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Author Profile
- 仙台市生まれ。24年間、外資系電子機器メーカーで技術系営業職として従事、成績トップで米国CEO より直接表彰される一方で最下位も経験。「頂点」と「どん底」の両極端が身に染み付いている。その後、転職した地元中小企業では“パワハラ”の被害者と加害者という両方の立場に置かれてしまい“半うつ状態“に陥る。しかし、それをきっかけに「サンタ営業メソッド」と出会い健康と仕事に対する自信を取り戻す。
現在は仙台に戻り、研修講師として活動。「社員を辞めさせることなく戦力化すること」「売上増・コスト削減・人財育成・資金調達」を得意とする。また、サンタ営業メソッドでうつ状態が改善されていくことに注目し、社労士と提携ながら、「未然防止・寛解・戦力化までの社内システム構築と定着サービス」を提供する。
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